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平成 9年第2回定例会(第3号 6月11日)

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  1. 長岡京市議会 1997-06-11
    平成 9年第2回定例会(第3号 6月11日)


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    平成 9年第2回定例会(第3号 6月11日)             平成9年長岡京市第2回議会定例会-第3号-         平成9年6月11日(水曜日)午前10時02分開議 出席議員(24名)                     大 畑 京 子  議員                     藤 本 秀 延  議員                     山 梨 純三郎  議員                     小 森   拡  議員                     橋 本 順 造  議員                     梶 原 宗 典  議員                     三 輪 正 夫  議員                     杉 山 正 道  議員                     濱 野 利 夫  議員                     藤 井 舒 之  議員                     藤 井 俊 一  議員                     山 本 義 篤  議員                     永 田 道 孝  議員                     山 本 登喜男  議員                     宮小路 正 次  議員
                        西 澤 昭 三  議員                     平 山   功  議員                     仙 石 侒 男  議員                     山 本 嘉 嗣  議員                     鞆 岡 達 雄  議員                     久 野 芳 樹  議員                     北 野 眞 次  議員                     山 方 久 蔵  議員                     安 井 幸 治  議員 ───────────────────────────────────────── 欠席議員(1名)                     橋 本 俊 郎  議員 ───────────────────────────────────────── 欠  員(1名) ───────────────────────────────────────── 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者。           今 井 民 雄  市 長           岸   義 次  助 役           石 田 政 弘  教育委員長           小 西 誠 一  教育長           南   八百一  水道事業管理者           小 田   豊  企画部長           松 村 尚 洋  総務部長           武 川 粂 次  経済衛生部長           小 泉 郁 三  健康福祉部長           斎 藤 八 朗  建設部長           岡 本   弘  下水道部長           川 勝 俊 明  教育次長           久 保 忠 雄  水道局長           中 垣 勝 次  消防長           春 田 康 晴  秘書広報課長           木 村 俊 祐  総務課長 ───────────────────────────────────────── 議会事務局           鈴 木   晃  事務局長           上 村 敏 久  事務局次長           岩 岸 秀 幸  事務局次長補佐 ───────────────────────────────────────── 議事日程(第3号)平成9年長岡京市第2回議会定例会           6月11日(水曜日)午前10時開議   1.一般質問   2.報告第 4号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第6号 長岡京市税条例等の一部改正について〕   3.報告第 5号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第7号 長岡京市都市計画税条例の一部改正について〕   4.報告第 6号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第4号 平成8年度長岡京市一般会計補正予算(第8号)〕   5.報告第 7号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第5号 平成8年度長岡京市水道事業会計補正予算(第2号)〕   6.第35号議案 財産の取得について   7.第36号議案 長岡京市使用料及び手数料の徴収に関する条例の一部改正について   8.第37号議案 長岡京市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について   9.第38号議案 長岡京市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について  10.第39号議案 平成8年度長岡京市水道事業会計決算の認定について  11.第40号議案 平成9年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)  12.第41号議案 平成9年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)  13.議長諸報告 ───────────────────────────────────────── ○(久野芳樹議長) おはようございます。  ただいまの出席議員は、24人であります。  これより平成9年長岡京市第2回議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  日程1、一般質問。  きのうに引き続き、通告順により発言を許可いたします。  山方久蔵議員。                (山方久蔵議員登壇) ○(山方久蔵議員) おはようございます。  通告しておりますとおり、1番目に、西山公園第2期整備計画について、2番目に、JR長岡京駅西口再開発について、大きく分けて2点質問をいたします。  市長並びに関係部長におかれましては、単にその場の限りの答弁にならないように、明確にお答えをいただきますようにお願いをいたします。  最初に、西山公園第2期整備計画についてでございます。  私は、平成7年6月議会でこの問題について質問をしているのでございますが、このときは、東京の青島都知事国際都市博覧会を中止されたことを例に引き、市長の権限は大変大きいものであり、判断されるときは慎重に、そして、信念を持って決断しなければ、市民も戸惑うし、職員が仕事を進める上でも迷ってしまう、こういったことを前提にお願いをしてプールの問題を質問いたしました。その後、数回、この問題に対して同僚議員から質問があったわけでございますが、市長は、その都度、建設については前向きで答弁をされていたのでございますが、最近、その考えを変えた内容の発言がありました。  そこで、プールの建設問題について、市長の考えや態度、本心がもう一つ明確でないので、これを明確にしておきたい。あわせて、今日まで莫大な予算を執行してきた、それをいとも簡単に方向転換をする建設部長の責任や今後の方向などを明確にしておく必要があると思いますので、お答えをいただきますようにお願いをいたします。  この西山総合公園都市計画決定は、昭和57年12月17日に行われ、その後、約15年間が経過しているのでありますが、いまだに建設のめどが立たない状況であります。今年も多くの市民がプールを必要とする季節がやって来たのでありますが、長岡京市には市民プールがないため、太陽が丘運動公園や亀岡市のプール、向日市のプールなど、他のまちにお世話にならなければならないのであります。他都市のプールを利用する市民は、常に心狭い思いをしているのと同時に、交通費の問題や時間の問題、友だち同士で行けないなど、多くの問題があります。これらの問題を解消して、より身近なところで楽しめるようにしてやるのが市民要望にこたえるものであると思うのであります。子供たちにとっては夏の水泳は最も楽しみの一つであり、毎日でも泳ぎたい子供がたくさんいると思うのであります。プールで遊んだり泳いだりする中で体も鍛えられ、少年、少女時代の思い出を刻みながら成長していくのであります。  この時期になりますと、多くの市民から長岡京市のプールはどうなっているのかとよく聞かれることがあります。あるときは、議会に示す前に京都新聞などで、こんなにすばらしいプールをつくりますと言って公表したり、または、いかにも実現が目前であるかのように市民しんぶんに発表したり、もしくは、変更して、多少縮小するけれども、こんな形で建設しますからと市民に期待を持たせたり、今日まで幾度となく市民に対してプール建設について公表されてきたのであります。  そういったことから、プール建設を心待ちにしている市民も多くいることを市長は忘れないでもらいたいと思うのであります。市長も御存じのとおり、総合計画策定のときのアンケート調査などにおいても、市民の施設として要望するものの中で最も高い比率を占めているのはプールであります。理事者におかれましては、そういったことを十分踏まえて総合計画を策定し、実施計画をつくり、実行しようとする中で多くの予算を執行してきたわけであり、そして、なお、今日まで一般質問委員会質問等では建設に前向きであったわけでありますが、何ゆえここに至って心変わりをしたのか、理解に苦しむところであります。平成9年度の予算委員会で突如として中止する旨の発言があったわけでございます。  数字の羅列となるため、大変お聞き苦しいかと思いますが、プール建設のためであると説明を受けてきた過去10年間の予算執行状況を、年度を追って申し上げますと次のとおりになります。昭和63年度は谷田広場等整備工事費で1,052万3,000円、市道第1016号線道路改良事業用地買収費で4,480万8,000円、平成元年度で西山公園基本設計委託料690万円、市道1016号線道路改良事業工事費1,232万円、平成2年度は、西山公園測量調査委託料650万円、市道1016号線道路改良事業用地買収費2,299万円、市道1016号線道路改良工事費820万4,000円、平成3年度においては、市道第1016号線道路改良事業用地買収費8,978万1,000円、市道第1016号線道路改良事業費3,513万3,000円、平成4年度は西山公園用地費4年度通常分4,200万円、西山公園周辺整備調査測量委託費565万3,000円、市道1016号線道路改良事業用地買収費6,940万7,000円、市道第1016号線道路改良工事費8,069万7,000円、平成5年度でございますが、西山公園用地費5年度通常分4,022万8,000円、西山公園用地費4年度債務負担償還分1億6,311万6,000円、西山公園周辺整備調査測量設計委託料1,285万6,000円、市道第1016号線改良事業費40万7,000円、市道第1016号線道路改良工事3,490万5,000円、平成6年度は西山公園プール施設見直し委託料170万円、西山公園用地費4年度債務償還分1億6,311万6,000円、西山公園用地費5年度債務償還分8,125万3,000円、西山公園周辺整備調査設計委託料991万7,000円、平成7年度は、西山公園用地費7年度通常分1,210万円、西山公園用地費4年度償還分1億4,553万4,000円、西山公園用地費5年度債務償還分8,773万5,000円、平成8年度は、造成工事実施設計及び調査委託料1,660万円、西山公園用地費4年度債務償還分1億7,808万9,000円、西山公園用地費5年度債務償還分8,334万6,000円などとなっております。したがいまして、この10年間でプールをつくると説明をしながら執行した予算額の合計は14億4,862万4,000円となります。これに平成9年度で予算化されている債務負担行為予算化分用地購入費のあわせて1億1,589万9,000円を足しますと、何と15億6,452万3,000円という膨大な金額になっております。  これをいとも簡単に中止しますと言えるのでしょうか。こういった都市公園は単年度や2年、3年でできるようなものではないわけでありますので、当然、長期計画の中で建設するのでありますが、市民ニーズの変化も計画の中に入れて都市計画決定をされ、平成元年度で690万円をかけて基本設計をされたものであると思うのであります。公園は進めるというものの、メイン施設がなくなるのであります。今日まで期待されていた市民に対してはどのように説明をされるのか、以下、6点について具体的に説明を求めるものであります。  1点目に、プール建設を中止する理由について、わかりやすく市民が納得できるような説明をお願いいたします。  2点目に、谷田池等はプール建設を目的として購入すると説明を受けておりましたが、目的財産を変更することは違法にならないのか確認をしておきます。いや、単にこれは公園用地として購入したものであるから違法にはならないということであれば、なぜプール建設の目的と予算計上時に説明をしたのか、あわせて確認をしておきたいと思います。  3点目に、市民要望が最も高いプールの建設について、長岡京市は、今後どのようにして市民要望にこたえる考えであるのかをお尋ねしておきます。  4点目に、今日まで、建設部でプールをメイン施設として都市計画を決定し、基本設計も済み、14億円を超える予算を執行してきた、いわば用地買収もほぼ完了した時点で計画変更することは許せないことであると思いますが、その責任をどのように感じておられるのか、建設部長の所見を賜わりたいと思います。  5点目でありますが、平成9年度においても、債務負担行為の予算化も含めて、西山公園整備事業用地購入費で1億1,589万9,000円が組まれております。西山公園工事費も、8款、土木費の節15で組まれているのでありますが、変更後、全体的な構想も市民に示さないまま、いわば市民の側ではどんな公園になるのか、わからないまま大事業が進むことは理解されないのではないかと思いますが、どのように考えておられるのか、お聞きをしておきたいと思います。  6点目に、メイン施設の中止でありますから、是が是非でも池の水を干して工事をしなければならないということではなしに、例えば、周辺整備をしてボートを浮かべて市民の憩いの場となるなど、再び出発点に返って市民ニーズを十分調査した上で、市民が本当に望んでいる公園にするべきであると思いますが、いかがでしょうか。  次に、JR長岡京駅西口再開発について、簡単にお聞きをしておきたいと思います。  このことにつきましては、昭和63年度に市街地再開発事業の手法により駅前広場や道路の整備と同時に、長岡京市の顔となるような施設の整備を一体的に行う基本構想を作成された。その後、世話人会の発足や準備委員会の発足など、キーテナント決定から今日の都市計画決定に至るまで、担当部局の苦労は並々ならぬものがあったかと、心からその労をねぎらうものであります。しかしながら、こういった事業の場合、自分の部署の進行状況のみならず、まち全体がどう変化していくのか、あらゆる角度から検討する必要がありますし、どんな形であろうとも、決して犠牲者を出してはならないのであります。そのためには、他都市の状況や過去の体験などはどうであったのか、十分熟慮してみる必要があると思うのであります。  過去の事業については、前任者のことであり、自分は初めての体験であるということで、幾ら経験を積んでも長岡京市としてノーハブを蓄積するところにはならないのか、大変理解をしがたいところであるのでございますが、JR西口の再開発をした場合、周辺商店に与える影響等については一度も報告などないわけでありますし、また、商工連合会の考えなど、全く伝わってこないわけであります。  昭和60年ごろであったかと思いますが、JR長岡京駅を橋上化駅とするとともに、同時に、当時の国鉄乗降客の通路であったものを自由通路にする際に、駅舎より北側にある府道伏見柳谷高槻線の沿道にある商店街、及び、府道から線路沿いに駅舎までの商店街について、駅舎完成後は人の流れが変化するので、この商店街の商業者にとっては大変厳しくなる。したがって、組織化されない弱い商店主に温かい手を差し伸べてほしい、こういった質問をいたしました。当時、経済衛生部長でありました現山本収入役は、歩行者の数と合わせて買物に対していろいろな項目を調査して、商工業者の皆さんと話し合いをしていきたいと答弁をされたわけであります。  想像でものを言ってはいけないわけでございますが、10年たった現在、当時、私が指摘をしていたとおり、府道伏見柳谷高槻線は人通りも少なくなり、商店の状況も厳しくなったように思うのであります。真実については私も知らないわけでございますが、表面的現象を見ますと、Kマートがなくなった、当時のニチイがなくなった事実が残ったのであります。現在、エピコットと名前を変え、経営者も変わりましたが、当時のようなにぎわいは見えないようであります。  長岡京市のまちづくりとして開発したら、後は野となれ山となれの方式ではないと思いますので、こういった経験を踏まえた上で、JR長岡京駅西口の再開発をしたとき、周辺商店街はどう変化し、どのように活性化しようと考えておられるのか、以下、3点についてお尋ねをいたします。  まず1点目、先ほど申し上げました府道伏見柳谷高槻線沿い商店街等について、橋上駅となって10年たった現在、理事者はどのような感覚で見ておられるのか、所見を賜わりたいと思います。  2点目に、最初に申し上げましたとおり、駅舎橋上のときと同じように、まちの再開発をすれば必ず人の流れや商圏は変化するわけでございますので、JR長岡京駅西口の再開発をすれば、大きな範囲で周辺商店、特に小売業の方には多大な影響があることは明らかでありますから、都市計画決定がされた今、当然、調査済みであろうと思いますので、その状況はどのように変化すると考えておられるのか、公表を願いたいと思います。  3点目に、再開発における周辺商店への対応でありますが、キーテナント大型店舗であるのは明らかであるため、その競争に対応するために西友やイズミヤの売場面積が拡張されたのではないかと思うのであります。別な言い方をすれば、再開発のところに入ってくるマイカルとイズミヤと西友など、大型店舗の競争の狭間にあって、地元の小さな商店等ははじき出されてしまうおそれがあり、死活問題であると思いますが、市としての考え、また、商工連合会の対応等どのように考えておられるのかお伺いをしたいと思います。  以上、大きく分けて2点でありますが、市長並びに関係部長の明確な御答弁をお願いいたします。 ○(久野芳樹議長) 今井市長。               (今井民雄市長登壇
    ○(今井民雄市長) おはようございます。  山方議員の御質問にお答えいたします。  まずはじめに、いろいろ経過を御指摘をいただきました。西山公園第2期整備事業についてでありますが、この西山公園第2期整備事業に対する公明議員団の皆さんの当初からの熱い思いを私もよく承知をしていただけに、いろんな経過をたどり今日に至ったことは、大変私自身も心苦しく思います。しかし、ここに至るまでの経過を御賢察いただきまして御理解をお願いをいたしたいと思います。  それでは、お答えをいたします。  御案内のとおり、西山公園は昭和57年に本市の総合公園として位置づけ、西山総合公園基本計画をもとに、現在、その第2期整備事業として進めているところであります。このように、長年の計画に基づき整備をしているものでございまして、議員御指摘のように、そこには、当時、市民ニーズの最も高いプールを整備するため、当初のレジャープールからじゃぶじゃぶ池程度のものにするといった見直しを行ったわけであります。その後、なおまた、多くの議員から、あるいは、市民から、御意見、御提言等がございまして、去る3月議会における常任委員会予算審査特別委員会で、私からもう一度親水公園として一工夫することを申し上げ、今日に至ったものでございます。  そこで、なぜプール建設を中止するのか、その理由についてわかりやすく説明をということでございますが、ただいま申し上げましたように、当初からプール建設でということで計画を進めてきましたが、時間の経過とともに、多くの議員の御意見、御提言、さらには市民要望等を深く考慮した結果、子供からお年寄りまで西山の自然に親しみ、水と戯れ、水に親しむことができる親水公園として見直しを行い、今年度から造成工事に着手してまいりたいと考えているところであります。その施設配置や規模等については、今議会の常任委員会で説明させていただきたく思っておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。  次に、谷田池をプール建設を目的として購入しているのに、それとは異なる目的外の利用に供していくことは違法ではないかということでございますが、この事業は、御案内のとおり、事業認可をいただき整備をしている事業ですから、当然、事業内容の変更については、国、府と協議をしなければなりません。その後、国と府と協議をしてまいりました。そして、一定の理解をいただいているところであります。  次に、市民要望が最も高いプール建設について、どのようにして市民要望にこたえていくかということでございますが、このプールについては、以前にも申し述べましたように、現在、洛西浄化センターの上屋利用に係る整備につきまして、京都府に要望をいたしているところでもあり、今後とも実現化に向けまして鋭意要望等、取り組みを進めてまいりたいと考えております。  次に、今回、整備しようとしている公園構想について、市民に示さないまま、また、市民の側でどんな公園になるのかわからないまま事業を進めると、市民に理解を得られないのではないかというお尋ねでございます。先ほども申し上げましたように、まず、今議会の常任委員会で御説明をさせていただき、その上で市民の皆さんにお知らせをしていきたいと思っております。  以上、私から、この件についてのお答えといたします。これまでの経過を御賢察をいただきまして、御理解を賜わりたいと思います。  次に、2点目の長岡京駅西口地区の市街地再開発に伴う商業者への影響についてお答えをいたします。  御案内のとおり、最近の商工業を取り巻く社会経済情勢は、大変目まぐるしい動きがございます。景気も昨今の新聞紙上やテレビ等で緩やかな回復基調にあると報道されておりますが、特に、小売商業をめぐる状況は、消費者ニーズの多様化、高度化、また、流通革命による価格破壊競争と、大変厳しいものがございます。特に、平成2年5月から3回にわたる法改正により、大型店の傾向は郊外型に移行し、経営のリストラや努力により価格の低下や消費者のライフスタイルの多様化に伴い、余暇レジャーやスポーツの目的別、また、幅広く選択できる商品の細分化等、常に情報を提供できるコミュニティやアメニティ性の機能を持った方向に変容しつつあります。これら大型店の進出は、小売業者に多大な影響を与え、大型店と小売店にとどまらず、大型店と大型店、さらには、地域対地域といったさまざまな側面での競争が展開されようとしておりますのが今日の市場傾向でございます。  こうした中で、これからの商業環境の構図は本市にとどまらず、その周辺において著しい変化が起こっていると実感するところであります。今後の商工振興を進めていく上で、連合会の法人化はぜひ必要なことであり、地元の商店街や小売業者との連携を図りながら、足腰の強い商業基盤がより一層求められるものと認識をいたしております。  本市商業の現状は、一部、市街地周辺の幹線道路沿いに点在するほか、そのほとんどは中心市街地に集積いたしております。中でも、阪急長岡天神駅前を中心に、沿道型及び大型小売店舗周辺にそのにぎわいを見せております。しかし、その商業店舗のほとんどが、食品、日用雑貨、肌着等の最寄品から準買い回品や書籍、レジャー用品等、比較的自己完結性の強いものが主流であります。衣類、身回品、贈答品、外食などの買い回品を扱う店舗は比較的少ない現状であります。今日における消費者のショッピングというものが、娯楽性を伴ったものであるという人の動態変化と消費者の求める物のブランド指向によって、その要素を兼ね備える京都や大阪の大都市に消費が流れるといった傾向にあるためと考えております。  このような状況は、大都市周辺の衛星都市に同様に見られる現状であり、本市も同様の傾向にあると認識をいたしております。これまで京都市は全国的にも独自の規制により、大型店の出店は比較的低く抑えられてきましたが、規制緩和や大規模小売店舗法等を背景に、その動向は目ざましいものがあります。本市を取り巻く周辺地域でも、既に大型店の出店が相次ぎ、強い購買力を持った最寄品、準買い回品などにつきましても、消費がますます吸引されていくという実態が予測、懸念されているところであります。それらを防ぐ手段や、さらに、顧客を拡大するための方策を講じるなど、現在の商業をより活性化していくことが求められているものと認識をいたしております。  商業の活性化への方策といたしまして、新総合計画では、商業施策の基本方針として、地域の発展と商工業の振興を担う総合経済団体としての商工連合会の法人化の早期実現、経営指導や融資制度の充実、中小企業者の経営基盤の安定、商店の近代化、個性化を図ることなど、これら一体に行うことを求めております。  商店の近代化、個性化の具体的施策として、商業環境の整備に関して、JR及び阪急両鉄道駅前の整備と、それら結節する駅前を結ぶシンボルロードとしての幹線道路整備と、沿道の魅力化、さらに、それらと既存商店街との一体化、ネットワーク化を図り、これらを都市計画などとの連携のもとに、適正な商業、業務施設を配置、誘導していくことが必要であります。  ただ、商業の振興は行政の先行する基盤整備や都市計画による誘導のみによって図られるものではなく、また一方、地域の商業者からの声によって行政が施策を展開していくということが基本にならなければならないと思っております。また、それらを一地域だけにとどめるのではなく、近隣地域へと商業のネットワーク化を図ることにより、本市全体の商業振興につながるものでなければならないと考えております。  このようなことから、本市全体の商業の発展を願った中心市街地での商業活性化、プロジェクト事業としての第一歩となります長岡京駅西口地区の再開発事業は、本市の顔づくりというだけに終わるのではなく、東の生活商業拠点として、将来につなげる起爆剤としての役割を負うものであると期待をいたしているところであります。  そこで、第1点目の、橋上駅化に伴う府道伏見柳谷高槻線沿いの商店街の現状についてのお尋ねでありますが、昭和62年度に神足駅舎の橋上化に伴い、既存の地下通路もあわせ、東西間の一体化を図るため、自由通路として終日通行可能となったことは御承知のとおりであります。これらに伴い、府道伏見柳谷高槻線沿い商店街、いわゆる一里塚商店街は民家浦踏み切りの閉鎖による人の流れ、車の流れに大きな変化があったことは、議員御指摘のとおりであります。一つの開発や事業によって、まち全体の商業やにぎわい、まちの形態までも変化することを将来にわたって十分認識して進めなければならないと厳しく受けとめているところであります。  次に、2点目のJR長岡京駅西口の市街地再開発に伴う周辺商店への影響と、その変化についてどう考えているかとのお尋ねでありますが、基本的な内容はさきにお答えいたしましたとおりでありますが、長岡京駅西口地区市街地再開発事業とあわせ、駅周辺の公共施設整備や住宅、商店等の建物の建築物の再整備を一体的に行い、当該事業と関連して都市計画道路長岡京駅前線をシンボルロードとして整備を進めることとしており、さらに、本事業の完了後も継続して阪急長岡天神駅前までの整備を順次行う予定であります。本市小売業販売状況を見ましても、最寄品は市内での滞留率は高いものの、都市型消費であります。衣類、身回品、贈答品、外食等、買い回品は市外へ流出している現状から、昨今の周辺商業構造の変化に対応した魅力ある商業集積の再構築がぜひ必要であると考えております。  次に、3点目の商工連合会等への対応についてでありますが、これまで都市計画決定での事業計画街路につきましては、商工連合会へも一定の御説明をさせていただいてまいりました。なお、さきに開催をされました平成9年度商工連合会通常総会におきまして、長岡京駅西口地区市街地再開発事業対策委員会が設置をされました。この対策委員会は、本事業の推進と商業集積等、諸課題について、その対策等を調査、研究し、本市地域商業の発展と商業者の振興に寄与するため、西口再開発事業の情報収集や説明、行政との連携を図り、会員の意見の反映の場となるよう、期待をされているところであります。  いずれにいたしましても、今後とも本市の商店街が灯を絶やさず大型店と商店街が連動しつつ、すみ分けが図られ、今日の都市間競争に耐え得るよう、市内全体の魅力ある商業環境を構築していかなければならないものと考えております。  以上、お答えといたします。 ○(久野芳樹議長) 斎藤建設部長。              (斎藤八朗建設部長登壇) ○(斎藤八朗建設部長) 山方議員の御質問にお答えいたします。  当初計画のプールから親水公園としての見直しにつきましては、先ほど市長から答弁ありましたとおりでございます。これまで、見直しにつきまして、議員の皆さんや市民の方々から意見、提言をいただいてまいりました。また、地権者をはじめ地元自治会等、多くの方々の理解と協力もいただいてきております。このような中、今、申しましたこの見直しで多くの方々に御心配をおかけし、また、今日に至りましたことに対しましては、担当部長としまして責任を感じているところでございます。  先ほど市長も答弁されましたように、今後につきましては、だれもが楽しめる、自然に親しめる、また、喜んで利用していただける親水公園に鋭意努力してまいりたいと、このように考えているところでございます。よろしく御理解賜わりますようお願い申し上げます。 ○(久野芳樹議長) 山方議員、再質問ありませんか。  山方久蔵議員。               (山方久蔵議員登壇) ○(山方久蔵議員) 1点目、最初にですね、プール、西山公園の開発問題についてでございますけれども、整備についてでございますけれども、今、「この近々ある常任委員会で新しい方向を具体的に説明する」と、そういうようなことでございますけれども、平成元年度に690万円の基本設計料を執行してですね、設計した基本設計がここにあるわけでございますけども、これ、立派な図面を書いていただきまして、非常にすばらしい絵を書いていただいておるわけです。このページ数は何と九十数ページ、100ページに近いものがあるわけでありますけれども、これだけの金額をかけて、そして、市民の皆さん、このように立派なものをつくりますよ、その中心となるのは、今、お示ししたようなすばらしい絵があるようなプールですよと、こういうふうにおっしゃっているわけですね。しかも、これは議会に示す前に京都新聞で公表されたと。いかに市が能動的であったか、こういうことが言えると思うんですね。  都市計画決定をね、中止したというのは、やっぱり大きな問題じゃないかと思うんですね。しかも、これは平成元年に予算執行して平成2年にできたと。わずか10年もたたない間にね、そういう設計がどんと大きく抜本的に変わっていいのかどうか。私どもは非常に不安があるわけですね。長岡京市のまちづくり都市計画について、大変不信感を持つものであります。  先ほど市民ニーズを云々、または、多くの議員が反対の発言をした、こういったことでございますけれども、データ的にどういうふうに方向づけされているのかね、私はこの件でね、市民アンケートを取り直したとか、市民調査をし直したとか、そういったことは聞いたことないわけでありますし、一人の議員が数回質問しているわけですので、賛否等について取ったわけでもございませんので、そういった本当の市民ニーズがどういうふうにあるのか、この辺が具体的に示されるのならお聞かせをいただきたいと思うんですね。  もう1点、「府に、今、要望して、下水処理場の上にプール建設を要望していく」、このように御答弁があったわけでございますけれども、これとて、二、三年前でしたですかね、ちょっと年数的には覚えておりませんが、いかにもすぐにできるような感覚のお話をされていたわけでありますけれども、これはいつになるかわからない。具体的にいつごろの目標としてこのプールができるのかね、明確に示していただいて、やはり、市民を納得させるべきではないかと、このように思うわけですね。  この府でお願いしているプールにつきましては、大変私の伺ったところでは大きなものになってしまうと。また、金額も高くなるのではないかと、このように想像されるわけですね。シーガイアとはいきませんでしょうけれども、恐らく長岡京市だけで使用できるようなプールにはならない。いわば京都南部全圏、もしくは、大阪圏を含めたような、そういう規模のものになるんじゃないかと、このように私の想像ではございますけれども、想像しているわけです。そうしますと、当然、道路網の整備等もやり直さなければいけないと、こういった問題も発生してくると思うんですけどね、この辺についてもどうお考えなのかね。やはり、長岡京市としては市民プールが必要である。しかしながら、その市民プールをつくるのに、なかなか差し迫ってどこに求めればいいのか、土地がなかなかない。ちょっとうわさに聞くところによりますと、今のスポーツセンターの北側は、私どもも非常に期待をしている場所でありましたけれども、こういったところも工場が誘致されるというようなうわさを聞いておりますので、この辺も、御存じであれば、ちょっと御披露をいただきたいと思います。  したがいまして、私は、何も西山公園に私はいつまでも固執するわけではございませんけれども、やはり、市民ニーズとしてプールは必要ではないか、このように思っておりますので、市長のお考えを再度お聞きをしておきたいと思います。  もう1点目の、近隣のJR長岡京駅の西口再開発に伴って、近隣のというか、周辺の商店の状況等についてですね、具体的にもう少し、やっぱり親身になって考えてあげるべきではないかなと、このように思うわけですね。先ほどは、JRの長岡京駅から阪急までの通りですね、ここを大きく強調され、ここを活性化していく、一本の線につながるようにする、これは私もなるほど活性化できるんじゃないかなと、このように思います。だけども、私がほとんど論点の中心としている、ここの市役所の前の通りから一里塚の方面へですね、こういったところはどういうふうに活性化するのかと、これをお聞きしているわけですのでね。その辺をひとつ明確にお答えいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  さらに申し上げますと、近隣から、いわば3キロ圏内かどうかわかりませんけれども、大きく商圏を取り込むために、一つは、このJR長岡京の駅の西口を再開発すると、このようにもおっしゃっているわけでございますけれども、そうしますと、なかなかメインとなるものがですね、インパクトを与えるようなものがやはり必要である。そうすると、以前にも同僚議員から質問がありましたように、一番最上階等については、やはり、展望レストランか、喫茶店か何かわかりませんけれども、展望台等が必要になる。そうしますと、三川合流地点におけるイベントや、もしくは、五山の送り火等が一つの大きな観光目玉となるなり、もしくは、大きな範囲で、ひょっとすると、想像ではわかりませんけれども、ずっと大阪の港方面まで臨めるんじゃないかなと。そうしますと、やはり、こういった地域には大きい範囲で多くの人を誘致できるんじゃないかなと、このようにも思いますけれども、その辺の考えもお聞かせいただければと思います。  最後に、厳しい問題ではありますけれども、都市計画を決定しても中止することがあるわけであります。これについて、この西口再開発について、もし反対運動等が起きた場合、これを遂行できるのかどうか、この辺の決意について、市長の心境の御披露をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(久野芳樹議長) 今井市長。               (今井民雄市長登壇) ○(今井民雄市長) 山方議員の再質問にお答えをいたします。  まず、1点目であります。プールを中止をしようとしているわけでありますが、変更に当たって市民アンケート調査等を取ったのかどうかということでございますが、そういう調査はいたしておりません。ただ、変更に至る経過は、私は何といいましても、議会の議員さんは市民の代表であります。市民の代表である議員の皆さんの御意見、御提言を尊重させていただき、私が判断をいたしたところであります。  次に、本市でのプール建設計画の関係についてでありますが、先ほどもお答えをいたしましたとおり、洛西浄化センターの上屋を利用して、何とか私どものプール建設について、京都府に聞いていただきたいということで、これも引き続いて京都府に対してお願いをいたしているところでありますので、その実現に向けて、なお一層働きかけをしてまいりたいと思っております。  今、第1期工事が最終行われておりまして、第2期工事の時点でこれを計画をしていただこうということでございますので、計画年度は、今、はっきり申し上げられません。  次に、市街地再開発にかかわる商業振興の関係でございますが、先ほどもお答えをいたしましたとおり、いろんな市内ではいろいろ問題もあろうかと思いますが、私は本当に先ほども申し上げましたように、もう今の時代、都市間の競争の時代と言われているわけでございまして、本当に長岡京市の商業全体が魅力のある、そういう商業環境を構築していかなければならないと思っております。そのためには、今度の市街地再開発、あるいは、先ほども申し上げましたように、いわゆる都市計画道路等の整備を行うことによって、こういう再構築をする商業環境が生まれてくるのではなかろうかと、こんな思いで、まずは再開発、そしてまた、それに関連します道路整備によって、何とかそういう商業環境をつくっていきたいと、このように思っているところであります。  それから最後に、西口再開発事業について、反対運動が起こった場合に、また中止するのかということでございますが、ようやく8年をかけまして第一のハードルであります都市計画決定を行ったところでございまして、今、そういう中止をするとか、変更をするとか、そういうところは、今、現時点では考えておりません。御理解をいただきたいと思います。 ○(久野芳樹議長) 山方久蔵議員の質問を終わります。  次に、杉山正道議員。               (杉山正道議員登壇) ○(杉山正道議員) それでは、通告をしております3点について質問をいたします。  先ほどは、山方議員の厳しい質問がありましたが、私はソフトに進めたいと思います。よろしくお願いします。  まず、第二外環道路に関連する問題についてであります。  名神高速第二外環道路(仮称)大山崎インタージャンクション建設についての情報公開はということで、まずいたします。  第二外環道路問題は、ここ最近では、ルート上の地権者の用地買収要望に基づいて、長岡京市が仲介をして、京都府土地開発公社の資金によって買収が進んでいます。この土地開発公社の先買いについては、さきの議会でも、我が党藤本議員が我が党の見解をお示ししたところでありますが、問題は、第二外環道路建設の具体的動きが国の第12次五箇年計画に位置づけられるかどうかということが関心の的になっています。  去る3月議会における予算審議のための資料集におきましても、第二外環道路行政連絡会は開催されていないと報告され、第二外環道路問題については、具体的に建設への動きが最近では何もないと記載されております。昨日の市長答弁でも、第12次五箇年計画にのるかどうかということが関心事であるような答弁がございました。  しかしながら、何もないどころか、今年に入って、日本道路公団京都工事事務所の大山崎町が示した大山崎インターランプ橋工事説明書では、工期は平成9年2月から平成10年10月までは名神高速道路近接の橋脚及び橋台下部工事を約600日間、また、上部工事(名神高速道路を横断する架橋などの工事)などを平成9年3月から平成11年3月までの720日間の日程で行う予定としています。この下部工事開始をこの5月から始める予定でありましたが、現在のところ、大山崎町との関係で工事は開始されておりませんが、こうした大きな動きが開始をされているわけであります。  このように、建設省、道路公団の都合と選択によって計画が推進されるものです。私はこうした動きについて、長岡京市の担当課では、既に御承知のことと思いつつ、知っていますかと問いただしましたところ、全く知らないし情報も入ってこないというものでありました。少々驚きましたが、知らされていないものは仕方がないので、簡単な資料でありましたが差し上げました。  この大山崎インターの建設予定地は、大山崎町に所在し、第二外環道路予定はA区間に位置するものであります。長岡京市はB区間に位置するということで、長岡京市に何の情報も提供されなくて全く知らない、あるいは、知らされないで済まされるものでしょうか。この第二外環道路建設計画当時における住民説明会の席上でも、京都府の担当者、建設省の担当者、そして、議会では、当時の五十棲市長が「招かざる客であるけれども、道路は一本につながってこそ道路である」という見解をお示しされ、第二外環道路の一体性とその必要性を強調されてまいったのであります。  この立場でいきますと、大山崎町と長岡京市の境界ぎりぎりのところにできるインターの建設工事が始まるというのに「知らない」「知らされない」、まるで「他人事」でよいのでしょうか。少なくとも、こんな大きな事業を開始しようというのですから、行政連絡会が存在し、市役所に広域道路対策課も設置しているのでありますから、情報くらいは掌握して当然だし、また、少なくとも公団が関連自治体にも情報を公開することぐらいは、最低限の仕事としてやるべきものと私は思います。  今や情報化時代と言われ、地方自治体も、国も、随分お金をかけて多分野にわたって情報化時代に合った施策を推進されています。しかしながら、一方では、情報公開という点では、日本は欧米と比較して大変おくれた分野となっていますが、この(仮称)大山崎インター建設にかかわる建設省、道路公団は、情報について隣接する長岡京市にこの情報を提供して当然ですし、また、建設省、道路公団、京都府が行政連絡会を開催をして、関連自治体に情報を公開することが責任の第一であるわけです。  こうした姿勢は、思い起こしますと、住民説明会における建設省、京都府の住民対応は都市計画法にのっとった一応の説明で事済ませる、上位下達的思想が現在も存在しているものではないかと思えるのです。このインターができることによって、後で述べますけれども、長岡京市に及ぼす影響など考え合わせますと、大山崎町のこととして済まされない問題であります。したがって、長岡京市として、建設省、日本道路公団、京都府に対して正式に説明を求め、この議会にも公開されるかどうか、まずこの点の御見解をお伺いいたします。  次に、当インターの環境影響評価の問題であります。  第二外環道路計画における環境影響評価には、この道路供用開始後の騒音、大気、車の通過台数等々が予測をされています。当時、この予測自身が大きな議論の対象となっておりましたが、私自身も現在も疑問を持ち続けるものでありますが、それはさておいて、この環境影響評価書には車の通過台数は予測されていますが、(仮称)長岡京インター及び(仮称)大山崎インターの車の出入り供用台数やインター設置の環境影響評価は示されていません。当時、この説明会でも、住民の間からも多くの疑問が出されていましたが、全くこれに対するまともな答弁はありませんでした。これだけ大きなインターの建設するわけですし、関西でも有数の車の供用が予想されるインターですから、当然、地域の環境に及ぼす影響は相当なものがありますが、都市計画法に基づく環境影響評価は、当然、あってしかるべきであります。  環境影響評価はないといって黙過できず、吹田ジャンクションに匹敵するでかいインターを建設されるにもかかわらず、大気、騒音、車両数、振動等々の環境に及ぼす影響の予測すら存在しないというのは、一体どういうことなのでしょうか。  先ほど紹介しました日本道路公団の工事日程表の記述によりますと、このインターは第二外環状道路と接続する名神高速道路のジャンクション及びインターということには間違いないにしても、名神インター及び名神高速道路のバイパスのA区間、京滋バイパス建設が最優先課題となっており、長岡京へ西進するB区間への進入する入口すらも明記されていません。それは、第二外環道路建設もさることながら、今申しましたように、名神インターとそのバイパス建設が最優先課題となっているのであります。したがって、道路公団の工事名称も名神高速道路(仮称)大山崎インターランプ橋工事となっており、名神、第二外環道路インタージャンクション工事とはなっていないのであります。  そこで、環境影響評価の一つである出入りの車の予測をしてみますと、とにかくすごい規模の車量のインターができる。このことだけは間違いないだろうということであります。  ちなみに、私は、日本道路公団茨木事務所から、関西一円の自動車専用道路におけるインターの自動車の出入り台数の年平均一日当たりの数値の資料を送っていただきましたが、少し紹介いたしますと、名神高速道路では、京都東一日平均3万2,000台、京都南5万9,000台、茨木2万8,000台、吹田5万7,000台、豊中5万9,000台、尼崎2万1,000台、終点の西宮インターは3万6,000台となっています。  京都南は、御承知のとおり、日本でも有数の車の出入りが多いインターであると言われていますが、どのインターも前年度比較で最高17%、最低でも5~6%ずつ車の出入り台数が増え続けているとまとめています。  名神高速道路は大山崎トンネル付近では、長岡京市域も含め渋滞の名所であります。東は東インターから草津手前までが渋滞が常態であることは御承知のことと存じますが、こういう状況で大山崎インターができるとなると、当然、京都東から西宮インターまでの各インターの車出入り台数の平均よりも低いと予測することは、余りにも楽観と言えるのではないでしょうか。京滋バイパス、第二外環道路A区間の供用は、名神の京滋地域の渋滞を緩和する、名実ともにバイパスの大きな役割を果たすことになります。  さらに加えて、京都南インターが国道1号線の渋滞との関連で、従来から課題となっている関係からも、この大山崎インターに車が集中することは容易に予測されるものであります。となりますと、この長岡京市と大山崎町の境界にできるインターは、大山崎町のみならず、この長岡京市にも環境に対する影響は大きなものが予想されます。当市として全く無関心で放置できないものであると考えますが、長岡京市として、この(仮称)大山崎インター建設における環境影響評価を建設省、日本道路公団、京都府に対して求められるかどうか、お伺いいたします。  またあわせて、予定されている(仮称)長岡京インターについても求められるかどうか、2点目としてお伺いいたします。  次に、3点目です。  このインター建設が長岡京市に及ぼす影響についてであります。  今も申しましたように、私は、この大山崎インターは近畿では吹田インターよりも南インターの方が車が出入りが多いという実数が示すごとく、この二つのインターに匹敵する車の出入りが予想されるものと思います。したがって、京都南インター周辺がそうであるように、長岡京市の幹線道路は言うに及ばず、市民の暮らしの道路までインターに集中する車が入り込んでくる可能性も否定できないものであります。  4月17日に外環道路の桂川架橋部分が完成したことにより旧1号線と連絡しました。このことにより、外環道路の長岡京市域の車両が飛躍的に増大して、特に大型車の乗り入れが増えました。昨日の答弁でも明らかであります。外環道路安全対策は我が党濱野議員が質問いたしましたが、このように、道路建設がされることによって、それに付随したさまざまな対策が求められるものであります。現在でも、人身事故も多発している国道171号線の安全対策を含め、集中が予想される車対策をどのように考えておられるのか、現在の対応策があれば御答弁いただきたいと思います。  次に、西山保全についてであります。  さきの山方議員が西山プール問題について取り上げられました。私は違った角度からこの問題を提起をしたいと思います。  西山の保全の基本的観点について、まずお尋ね申し上げます。  長岡京市の第3期基本計画における西山の整備方針に基づき、これをさらに発展、具体化させた計画が西山の市民の森構想、いわゆる「フィールドミュージアム」構想、さらに「青少年野外活動施設計画」など、構想が昨年相次いで発表され、当議会でも論議になりました。  また、西山公園第2期整備計画の具体化でありました幼児用プール建設についても、先ほども論議がありましたが、随分議会や市民の間で論議の対象となってまいりました。  西山プール建設は断念され、現在、親水公園として再検討であるということでありますが、いずれにせよ、長岡京市の西山の自然を中心として盛んに論議の対象になっていることは、西山の自然に対する関心の度合いが市民的に大変高いということであって、それは歓迎すべき事柄であると私は思います。  今後は、この市民にとって関心の高い西山の存在を行政主導型ではなく、もちろん行政も市民も大いに論議し、いわゆる長岡京市の言う保全と活用を主題とした市民シンポジウムなど、この市制25周年のこの年に開催されたらいかがなものかと思っています。そして、西山の存在を含め、どう保全し活用するのがよいかが、市民参加の手法を取り入れ、行政がそれをバックアップするといった方向が望ましいように思います。まず、最初にこのことを御提案申し上げたいと思います。  そこで、私は、西山の保全の基本的観点についてまずお伺いしたいのでありますが、保全といいますと、何か西山を現状のまま手を触れるなと言っているわけではなく、また、保全というと、どうも保守的な見解ととらわれがちでありますが、保全といっても、目的、市民生活との関係、人的保障、財源など、さまざまな角度から検討が求められるものであります。  昨年、ちょうどこの議会で永田議員が西山保全と活用の一策として、桜千本、紅葉千本論をこの壇上から提唱されました。この提唱は西山の保全と活用という点では、含蓄のある提言で、保全にも市民参加を求め、西山に対する一層の愛着心を醸成し、観光行政にも大きな役割を果たし、自然観賞型あるいはハイカーやウオッチャー型にも大変親しんでもらえる貴重な提案だと思うのであります。  私も、この桜千本、紅葉千本派に属するものでありますが、西山にはよく散策をいたしますが、この5月の連休にじっくり西山を見てみようと、二度ほど西山全体をハイキングをいたしました。つくづくまちの間近にこんな豊かな自然があるところを大事にしなければと思った次第であります。  そこで、改めて長岡京市の第3期基本計画、これを土台にして作成された西山市民の森構想、また、さらに一歩進んで、青少年野外活動施設基本計画などの報告書を私なりに読ませていただきました。実際、西山を体験し、新鮮な感覚と、これらの基本計画との違和感をぬぎい切れないものがありました。  この基本計画には、確かに西山を中心とした自然環境や観光施設など、より有機的に活用し、また、市民的に自然環境保全に注意を払いながら、一定の市民各層の要求にこたえて、こうした資源を有効的に活用しようとする意志や分析もされています。  また、西山や竹林の現状における問題点を指摘していることも事実であります。私はこの二つの報告書をすべて否定するとか、そういった見解はとらないものでありますが、しかし、この報告書には、結論的には活用の方向性は極めて具体化されているものの、保全という点におきましては、問題提起はあるものの、その具体化という点においては、抽象論で終始していることを指摘したいのであります。  いずれにせよ、現在進行中の西山公園第2期計画、今後の第3期北進計画等も含め、その活用方法は、市が活用という目的に対して、それぞれの正当性や誘導性が語られ、それへの強い方向が示されていますが、一方、保全という施策の具体性が示されていないのではないかと思うわけであります。保全と活用として、市民や青少年に対する自然のふれあいの場を提供する。西山をめぐる幾つかの計画推進は、さきの山方議員の計算ですと、今日まで、プール建設を中心とする公園計画だけでも約15億と計算をされておりますが、莫大な費用と貴重な自然に手を入れ開発を進めるものだけに、開発指向と保全管理指向とが、どちらが将来にとって有利なのか、バランスシートで見る必要があるように思います。
     少し蛇足になって恐縮ですが、保全の考え方として、ある経済学者が、保全の経済学として、日本全土の森林保全と開発との比較で、経済学的に見て保全を重視する方が、これからの社会に大きな貢献になると結論を出しています。少し紹介いたしますと、全国森林保全によって、ダム255基分の保水能力、これをダム建設費におきかえますと4兆7,000億円、ダムは建設して約50年で堆砂で、そして、堆砂を泥上げに膨大な費用がかかる。また、ダム建設をして上流部が開発されたら水がたまらない、こういう問題を抱えます。  そしてまた、災害防止、洪水調整、土砂災害防止の大きな役割を果たしている。毎年、土砂災害等、最近も起こっておりますが、災害復旧で年間15兆5,000億円ものお金が投じられています。また、森は光合成によって酸素を輩出します。酸素生産量約9兆円と計算されています。例えば、火力発電所で二酸化炭素除去装置、いわゆる地球温暖化防止のために年間約3兆円のお金が投じられています。さらにまた、自然は保健、休養地、森林浴として年間約10億人が山へ入る。この経済効果が10億円というように、このように具体的に自然環境が経済的にも大きな役割を果たし、保全管理の大切さを示唆しているものとして私は思います。すべての問題をただ経済的側面だけに語れるわけにはまいりませんが、しかし、保全の経済学として、これからの施策展開の選択肢の参考になってもいいのではないかと思います。  こうした試算を、この西山と全国比較と対比することは単純にできないにしても、こういう視点で西山山麓一帯が今日まで保全されてきたことにより、受けた恩恵ははかり知れないものがあります。例えば、地下水の涵養であります。今回、完結しました「長岡京市史」によりますと、この地で地下水を使って生活が始まったのは6世紀末ごろとされていますが、もう21世紀もすぐ迎える今日まで、すべてとは言いがたいが、地下水を涵養し、暮らしの水としてはかり知れない恩恵を私たちに与えてくれました。たとえて恐縮ですが、日吉ダム建設、府営水道導入の経済学と西山保全と地下水保全の経済学を比較検討することも大事なことだろうと思います。  また、保健、休養、森林浴として、西山にハイキングに入る人の数は年間を通じて、私は2万から3万以上いるだろうと思われます。しかも、弁当と水筒を持って手軽に一日楽しめるという点では、個人の経済効果は大きいものがあると思われます。市の観光案内所で観光案内を商工観光課にお聞きいたしましたところ、観光地を含め、平成7年度で4万1,809件、平成8年度で4万6,812件となっています。すべてが西山ハイキングの案内ではないにしても、他地域からも大勢のハイカーが西山の自然を求めて、この長岡京市にやって来るわけであります。  このように、身近に西山があり、豊かな自然環境があるということは、この全域が私有林ではあるけれども、後世に伝えていく貴重な財産で、改めて膨大な予算を使って公園化する施策には、私自身、疑問に感じるものであります。  今日まで、長岡京市の西山に関する計画は行政主導型で、調査、計画、設計、工事、すべてにわたって業者委託であります。つい最近も、京都のゴルフ場建設で大きな問題となっておりました西山の間近にありますポンポン山も、大原野森林公園として活用される基本計画が出されましたが、この公園構想も、西山市民の森構想とも、似ても似つかないものであります。  こうした計画は、どこへ行っても似たようなものがあるという状況でありますが、そこで、質問の第1は、現在の計画をもう一度洗い直し、西山の存在が果たしてきた大きな歴史的役割、現在における役割、今後においてどういう役割を果たしていくか、つまり、過去、現在、将来にわたっての検討などが必要だと思います。自然環境資源が身近にあるから活用ということではなく、ぜひともそうした視点でこの計画の再構築をまずお伺いしたいと思います。  次に、2点目の質問は、先ほども申しましたが、保全という点では、計画書には幾つか指摘をされていますが、現実に西山の保全という点では、極めておくれた行政の一つではないでしょうか。西山すべてが私有財産であり、基本的には公的に管理することができない状況でありますので、やむを得ないことは私も承知をしています。となりますと、長岡京市が西山に手を入れる場合は、行政的に必要な計画においては、買収し計画を推進することができる。現に、西山公園第2期計画推進事業がそれに当たりますが、長岡京市が保全という計画を持たない限り、保全は個人の責任になってしまいます。西山一帯にも保全管理対策は必要なところはたくさんあるように思います。例えば、竹林がどんどん森林部に侵食して、森林を枯らしているところも拡大をし続けています。これは、既に農政課では御承知のことと思いますが、生産緑地の竹林が後継者がなくて放置されるものでありますから、この対策を所有者個人が整備するにも、経済的にも、人的にもできない現状をどう解決していくかは行政の仕事であると私は思います。このままの状況だと、近い将来、西山一帯が竹林になってしまうのではないかと心配する人もいます。  今回、粟生地区の坂川上流部に砂防堰堤を2基建設する計画が進んでおりますが、これとても、防災対策として住民の要望に応じて建設されるということでありますが、年に一度か二度の集中的に降る雨に対する山林の保水能力が低下をしている原因と、その解明と対策をまず打たなければ、根本的に対策にならないのではと考えるものであります。  神奈川県では、丹沢山系の保全対策に県を上げて取り組んでいます。それは、ダムをつくっても水がたまらない。毎年、水不足に悩まされる。給水制限をしなければならないことが繰り返される。この原因が、これまでの開発や山の荒廃の放置が山の保水能力を低下させたことを反省して、水源涵養林として県が条例をつくって、その回復に、今、力を入れています。山の持主が個人的に山の管理を問われても、経済的にも人的にも管理ができず、県がかわって管理をする制度を確立しているわけであります。  また、管理にはボランティアを募集して、行政と専門家と共同して、民間の活力を図っています。私は神奈川県の例をならってこれでよいとは申しませんが、しかし、長岡京市の担当課も、当然、問題意識を持っておられるわけでありますが、これといって具体的手だてが打てないのが現状ではないかと思うのです。もちろん丹沢山系と西山では、それは比較にならないほど規模も違います。そしてまた、これに係る財源も小さくて済むことでもあります。山を保全し暮らしを守っていこうという姿勢は参考にしなければならないと思うのです。長岡京市の西山に対する計画が保全と活用という立場をとり続けられるなら、保全の具体的課題を検討されてはと思うのですが、この点についてお伺いいたします。  次に、3点目の中学校のクラブ活動の保障について質問いたします。  少し雑駁な質問になって恐縮なんですが、中学校に入学してクラブに入っても、担当の先生が転校する。休部の危機がある。2年たって2年生になって大分うまくなってきた。3年になったらレギュラーになろうと頑張ろう、こういう子供が多いようです。先生が転校して休部、せっかくお金を出して買った道具は、顧問の先生がいないのでどうしようもない。もったいないという、私も相談も受けました。こうした話が、調べてみますと、最近目立ち始めています。これは、長岡京市に限った問題ではなく、全国的に発生しているようであります。また、クラブの人数が足らず、チームが構成できない。対外試合をはじめ公式戦はまず出られない。こういった学校も全国的に出ているようであります。  こうした問題をほとんどの学校が多かれ少なかれ抱え始めてきています。今後、長岡京市全体に拡大していくものと私は推測しますが、中学校におけるクラブ活動の意義については、教育委員会も専門的であり、釈迦に説法になりますので申し上げませんが、早急に対策の手を打たなければならない時期に来ているようであります。  さる学校で担当の先生が転校していったために、かつては近畿大会でも2位に入ったことのある伝統的なクラブが休部の危機に追い込まれました。学校はいろいろ検討されたが、危険を伴う種目であり、かといって、ほかの先生が担当するにも、ほかのことで手がいっぱい。まして危険を伴うスポーツで全く経験のない先生が担当することにもいかない。生徒たちはやりたくてやりたくて仕方がない。親はやらせたい、やらせたい。学校はだめ、だめの一点張り、ようやく講師の先生を確保して難を逃れたと、要約すれば、こういう実態があったようであります。  今、少子化によって新しい教員の採用も随分少なくなっています。一方、教職員も新しい若い先生が採用されないものですから、当然、高齢化が進行し、特に、体育系のクラブの担当のやり手がない。そういう知識も少ないのが実態。また、中学校は思春期を迎える子供たちの生徒指導で毎日が大変多忙で、学校で処理できない仕事は、ほとんどの先生が家庭に持ち帰りやらなければならないのが常態化しています。  体育系のクラブの担当にもなりますと、土日はまず個人の時間はない。毎日クラブ活動でもうくたくた。それに、突然、生徒指導が入ってきたら、もう深夜にしか家に帰れない。こうしたことはすべての学校に共通する問題として、多かれ少なかれ存在しています。  我が党議員団の中にも、かつて中学校の体育の教師でクラブの顧問、生徒指導の経験者がおりますが、いろいろ大変であったようでありますが、中学校の特に体育系のクラブを担当する教員の数が不足気味となっているのではないでしょうか。  まず、教育長にお伺いしたい第1点は、教育委員会は教育条件を整備することが重要な仕事であります。こうした学校の実態、クラブ活動が休部に追い込まれる危機に、あるいは、こういう事態にどのように掌握し、将来、どのような傾向に推移していくのか、まずお答えいただきたいと思います。  次に、打開の提案であります。  このように、クラブ担当が転校、退職すれば、せっかくのクラブ活動も休部に追い込まれる。こういう事態を打開するために、教育委員会として、本格的な検討と対策、体制を整備しなければなりません。いわばバックアップ体制です。私は、まず大事なことは、学校は教育の場として、すべての子供にわかる教育、行き届いた教育を進めるためには、少子化傾向にあって、30人学級制度を導入し、先生の目がさらに行き届く教育推進と、これによって若い教員が採用され、クラブ担当の機会が増えていくことと比例をしているように思います。  もう一つは、クラブ活動に社会資源を活用することができないかということであります。民間でスポーツクラブで活躍する人も大勢います。また、専門的知識を持つ人もたくさんいます。こうした人たちの経験や知識を一定借りながら、クラブ活動も推進する方向も検討することも必要になってきているように思います。  中学校は公教育の場であり、民間人をクラブ活動であっても導入することは無定見に進めるわけにはまいりません。一定の資格制度を設け、教育的配慮を兼ね備えたコーチングスタッフ体制をつくり、もちろんその方の生活保障制度の確立をあわせた体制の確立を検討してはどうかと思うわけであります。  また、法律や制度の制約があり、単純に長岡京市だけでは推進することは難しいとも考えられます。いずれにせよ、京都府、中体連などにも働きかけ、検討されることが必要な時期に来ているのではないかと思いますが、教育委員会の見解をお聞かせください。  以上で第1回目の質問を終わります。 ○(久野芳樹議長) 今井市長。               (今井民雄市長登壇) ○(今井民雄市長) 杉山議員の御質問にお答えいたします。  まずはじめに、第二外環道路に関する御質問でございます。  昨日もお答えをいたしましたように、A区間につきましては、順次作業が進展しているように聞き及んでいるところであります。  そこで、第1点目の名神高速、第二外環状道路(仮称)大山崎インタージャンクション建設についての情報公開の件でございますが、事業の進め方につきましては、その進捗により、事業主体におきまして関係する自治体と個別調整を行い、進められているようであります。しかし、御指摘のように、ただ、情報を知らない、知らされていないでは私も済まされないと思います。知らされなければ、あらゆる手段を講じまして情報収集に努めるべきだと思っております。したがいまして、この大山崎インターに係る情報につきましては、関係機関に説明を求めるよう働きかけていきたいと思います。  次に、第2点目の当インターの環境影響評価についてでありますが、本道路に関する環境影響評価及び手続につきましては、昭和59年に閣議決定された環境影響評価の実施について、及び、これに基づく国からの通知により実施されたものであります。そして、環境影響評価の技術的事項については、既に得られた科学的見地の集積等をベースにいたしまして、最新で適切な技術指針により実施をされ、その評価の結果につきましては、環境保全目標を満たしており、周辺環境は保全されていると考察されているところであります。したがいまして、御質問の連絡施設であるインターチェンジ設置に伴う施設も、道路の一部を構成するものとして予測されているものであります。  次に、第3点目の、このインター建設が長岡京市に及ぼす影響についてであります。  ただいま杉山議員から御指摘されましたように、これらの課題解決に向けまして、京都都市圏の環状道路として機能することにより、都心への道路交通の円滑な分散導入を図り、一般国道1号、9号及び171号等の交通混雑の解消と都市機能の向上を図るとともに、地域の発展を目指し計画されたものであります。  特に、本道路と交差する幹線道路と連絡施設が計画され、周辺地域の利便性の向上に資するものであり、本市においても、(仮称)長岡京インターチェンジが計画されております。  このように、第二外環状道路の役割を踏まえ、本市の立場といたしましては、本道路の整備効果を十分に発揮するためにも、(仮称)大山崎インターチェンジから(仮称)大枝インターチェンジの区間につきましても、継続的な事業が展開されることが不可欠であり、今後におきましても、整備促進に向けた要望活動を行っていきたいと思っております。  さらに、市内の幹線道路の整備を促進させることが、道路の環境や交通環境の向上につながるもので、しいては、地域の連携強化が期待されるものであります。したがいまして、現段階では、第二外環状の全線の整備が促進されることと、昨日、濱野議員にお答えをいたしました交通安全対策をはじめ、幹線道路の精力的な取り組みを求めていくことが肝要であると認識をいたしておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。  次に、2点目の西山保全についての御質問にお答えをいたします。  この件も、昨日の藤井俊一議員の御質問にお答えをいたしましたが、本市の4割を占めます西山一帯は市民に緑の豊かさを提供いたしております。また、歴史的な文化遺産を含めまして、四季折々の趣が魅力になっているところであります。そして、西山一帯は長岡京市の貴重な財産であり、すぐれた都市景観として、このまちのシンボルにもなっております。市民憲章にうたわれておりますように、西山の緑は私たちに潤いと安らぎを与えてくれます。それだけに、その恵まれた自然環境をいかに保全し、活用するかは、本市のまちづくりの基本になるものであります。  御承知のように、平成5年度に調査委託を実施いたしました。報告書「西山市民の森構想」は、既存の文献や資料、国や府の施策の動向等を把握する中で、西山の現況や課題を押さえるとともに、今日的意義や役割等々について再発見し、保全と活用のあり方をまとめたものであります。  以前にもお答えいたしましたが、西山市民の森構想にあります、保全と活用のあり方につきましては、自然のままに放置することは森林の荒廃につながるものでありまして、許される限り、人の手を入れることも必要であります。そして、人間と自然との共生、自然をいかに活用するかという意味でとらえていく必要があると考えております。  一方、保全対策についてでありますが、幸いにして、現在、西山一帯は近畿圏の近郊緑地保全区域に指定をされております。しかし、現状を見てみますと、今日までそれぞれの土地所有者に依存してきたところであります。所有者の高齢化などによります後継者不足も考えられ、十分な管理ができていない現状も見られるところであります。  さて、西山には、そこに住み、働き、そして、喜び、悲しんだ多くの人たちの足跡が、長年、蓄積となって地域文化として残っております。また、西山には緑を長く守り、そして、活用してきた先人の思いが残っております。それを21世紀に伝えていかなければなりません。これらの観点をもとに、また、議会の御意見をお聞かせいただきながら、そして、市制25周年の節目に行います、いのち輝く新長岡京時代を考えるまちづくり懇談会での御意見も踏まえつつ、長岡京市の100年の大計を見据えた保全と活用の方策を探ってみたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。  以上、私からのお答えといたします。 ○(久野芳樹議長) 小西教育長。               (小西誠一教育長登壇) ○(小西誠一教育長) 杉山議員さんの、中学校のクラブ活動の保障についての御質問にお答えいたします。  中学校の部活動は、クラブの顧問と生徒、また、生徒同士のふれあいを深め、好ましい人間関係が育つように努めているところでございます。対外試合にいたしましても、日常活動の発表の場であることから、いわゆる勝敗のみにとらわれることなく、今後の活動の糧となるように試合の結果を分析し、考察する中で適正な自己評価ができる生徒の育成を図っているところでございます。特に、クラブの顧問は、生徒の心身の状態を的確に把握し、運動の楽しさや喜びを味わうことができるよう指導を行っているところでございます。  学校における部活動は、これまで生徒の個性の伸長、心身の健全な発達、生涯スポーツの基礎づくり、健全な社会的態度の育成など、極めて大きな役割を果たしてまいりました。  そこで、部活動の休部に関することでございますが、本市においては、数年来、指導者がないということで休部をした事例はございませんが、今日、部活動は生徒数の減少や指導者の件につきまして、全国的な傾向となっているのが状況でございます。本市におきましては、現行の40人学級制度の中にあって、クラブの顧問の熱心な指導のもとに、全国大会や近畿大会に出場するなど、市内の4中学校とも活発に行われているところでございます。  また一方、平成3年度より、京都府の事業であります中学校運動部活動外部指導者活用事業として、指導者の派遣をいただいているところでございます。本年は第四中学校にバドミントン指導者の派遣を受けており、部活動の推進に努めているところでございます。  この部活動につきましては、生徒の要望にこたえることは大切でありますが、ただ、技能を高めることだけに終始するのでなく、互いの趣味や関心を協力して追及する子供たちの活動をはぐくむことが重要でございます。学級や学年が異なる子供たちが、部活動を自発的、自治的に運営し、活動する子供たちの育成に一層努力をしてまいりたいと考えております。部活動が安全に行われることは前提ではありますが、各先生方の努力と協力により、心身とも健全な子供たちの育成に努めてまいりたいと存じております。専門性のある先生の配置も大切ではありますが、関係機関とも十分に協議をしながら、今後の対応を進めてまいりたいと思います。  以上、答弁とさしていただきます。 ○(久野芳樹議長) 杉山議員、再質問ありませんか。  杉山正道議員。               (杉山正道議員登壇) ○(杉山正道議員) 若干再質問をさせていただきます。  まず、(仮称)大山崎ジャンクションの質問でありますけれども、答弁でありますが、建設省及び道路公団に資料を求めるということが、まず第1点、市長から御答弁いただきました。  それから、環境影響評価については、既に都市計画法に基づく環境影響評価が既に行われているということで、長岡京市として環境影響評価は求めないという見解のように私は受けとめました。しかしながら、この第二外環道路計画の住民説明会でも、大きな問題となっておりました、住民に対する、いわゆる環境に対する不安感が一つもぬぐい切れない。この大山崎ジャンクション、長岡インターについても、質問が集中しておりましたけれども、こういったものがないという自身がおかしいのです。  市長も御承知のことと思いますが、去る一昨日です、6月9日、参議院で環境アセス法案が成立をいたしました。これはOECD・経済協力開発機構の先進資本主義国の中で、日本がこういう環境アセスがないというのは唯一の国で、環境後進国と言われてまいりました。やっとこの法律が成立したわけでありますが、これとても、これから中身が詰められる。今、はっきりしていることは、2年をめどにしてこれを施行し、14事業にこれをやろうとしています。また、これからの小規模事業についても、住民に事前に構想段階から住民の意見を聞く。そして、これを環境影響評価の中に取り入れていく。こういうことが今度の国会でも決まりました。時代は世界的には大変おくれておりましたけれども、こういう時代に進んできているわけでありますので、当然、東インターから西宮までの間の、先ほども申しましたように、名神のインターの中で最高規模のインターチェンジができるわけです。しかも、長岡と大山崎町のちょうど境目、こういうところに一挙に車が集中するところに環境影響評価が全くない。こういうことが許されることではないと思います。したがって、市として、ぜひともこの点について、この新しい法律ができた主旨も含めて、建設省あるいは道路公団に求めていただきたいと私は思います。  それから、二つ目は、市長も昨日の答弁も、先ほども御答弁いただきましたけれども、第二外環建設でこの長岡京市のまちの活性化を図ろうと、こういう考え方であります。第二外環ができれば、あるいは、大山崎町にインターができれば、大変自動車に乗る人にとっては便利なものであります。また、まちの活性化も図れるかもしれません。しかしながら、今日まで、そのことだけが優先順位として施策が講じられてきたのがこれまでの状況であります。今後は、第二外環、あるいは、インターができることによって便利さはあるけれども、負の部分の対策を重視しなければなりません。そういう点では、環境影響評価というのは特に注意をして、これから長岡京市の環境が保全される、こういうことが、ここに長岡京市に課せられた仕事であろうというように思いますので、この点についての御答弁をお願いしたいと思います。  それから、西山の保全の問題であります。  先ほどからも御答弁をいただきましたけれども、私が申し上げているのは、今、この西山の資源を市民にどれだけ活用していくか、こういうことが主題となっています。つまり、現状を肯定しながら、開発あるいは市民に提供していこうと、こういう趣旨が言われています。私はそのもの自身、自然資源を活用していくということは、それ自身はいいことだと思うんです。しかし、この長岡京市における西山の存在というのは、それだけでいいんだろうかと。つまり、これまで果たしてきた役割なども、もっともっと分析をして、それに見合った施策を講じ直さなければならないのではないかなと、このように思うわけであります。いわゆる先ほど市長が申されました保全についても、あくまで保全という用語が使われておりますけれども、実際はこの部分は残すけれども、この木は切らないけれども保全をするよと。しかし、西山全体を保全する策が今度の計画の中にも見えてこない。つまり、開発のための保全であって、西山の位置づけがもう一つ鮮明になっていない、このように思うわけであります。そういう点では、ぜひもう少し歴史的にも突っ込んでですね、解明をしていただきたいと思うわけであります。  それから、三つ目の質問でありますが、中学校のクラブ活動についてでありますけれども、顧問の先生はいなくて休部した事実はないと、こういうことでありましたが、私の聞き及んでいるところではあったように思います。これはまたですが、いずれにいたしましても、こういう危機にあることは、現実に問題を抱えていることは事実であります。今、申されました、京都府からコーチを派遣されているということですが、これはちょっと私の質問と目的が違うわけですね。つまり、それは強化目標として、強化種目として四中にバドミントンを強くしようと。競技力をつけようと。そして、西乙に行って、さらに西乙で頑張ってもらおう、国体にも総体にも出てもらおう、こういうことがあるわけですね。そのことを私は否定するわけではないんですが、やはり、我々の、今、私が申し上げているのは、教育委員会のする仕事というのは、そういう選手強化ももちろん必要ですけれども、教育の機会の均等を保障するという観点で、そういう施策を今から打っておかなければならないと思います。  先ほども申しましたけれども、先生が協力してということでありますが、中学校は思春期であります。うちにも中学校先生上がりがおりますけれども、実態を聞きますと大変な状況であります。それだけに、学校が困っている実態を先生の努力だけ、これでは教育行政の責任を果たしたことには私はならんと思います。そういう点では、ぜひとも今からそういう危機にずんずん進んできておりますので、ぜひともこの思春期に思い切りスポーツができて、若々しく頑張れる。そして、高校に行っても自分の力がですね、大いに発揮できる、こういう中学校で生活を送ってほしいという観点から、もう一度、教育長の御答弁をお願いしたいと思います。  以上で2回目の質問を終わります。 ○(久野芳樹議長) 今井市長。               (今井民雄市長登壇) ○(今井民雄市長) 杉山議員の再質問にお答えをいたします。  まず1点目の、環境影響評価に係る件でございますが、杉山議員の見解あるいは考え方につきましては承っておきたいと思います。そしてまた、機会があれば関係機関の見解をもただしてみたいと思います。  次に、西山の保全と活用についてでありますが、これも、先ほどお答えをいたしましたように、私どもは西山市民の森構想を一応策定をいたしました。この中で、西山の一定の保全と活用のあり方をまとめたものでございます。これも貴重な資料としてですね、これから、先ほども申し上げましたように、まちづくり懇談会や、また、いろんな機会を見つけてですね、議論を深めていただきたいと思います。  私は保全も当然のことでありますが、最低限の、やはり、いろんな施設をつくり、そして、現在に生きる市民に活用していくということも、これまた私は必要だと思っておりまして、保全と活用をいかにうまく調整をしていくか、そういうものが大変難しいわけですけれども、私は保全と活用、保全するところもあり、また、活用していくところもあってはいいのではないかと。それも、大きな大きな開発をするということではなくて、本当に市民の皆さんが楽しんでいただける。そして、本当に森林浴をはじめですね、とにかく市民の皆さんが楽しんでいただく最低限の施設は別につくってもいいではないかと、こんな思いをいたしております。先ほども申し上げましたように、せっかく私どもがつくった西山市民の森構想のこの資料もですね、大いに活用もしていただき、そして、もとにしていただいて、保全と活用についてですね、本当に多くの市民が議論を深めていただいたらありがたいと思っております。  以上、お答えといたします。 ○(久野芳樹議長) 小西教育長。               (小西誠一教育長登壇) ○(小西誠一教育長) 第2質問にお答えをいたします。  先ほど申されました中学校の事業でございますが、中学校の運動部の育成事業を指して言われたんじゃないかと思いますが、私の方は、先ほども申し上げましたように、運動部の活動外部指導者活用事業を使っております。いわゆる二つの制度がございますので、その点、御理解いただきたいと思います。  それから、いずにいたしましても、いわゆる子供たちの人間性の育成等も非常に大切でございますし、また、専門性のある先生方の配置も大切でございます。今後とも、十分に関係機関と協議をしてまいりたいと思います。  答弁とさしていただきます。 ○(久野芳樹議長) 杉山正道議員の質問を終わります。  ただいま一般質問の途中ではございますが、午後1時まで休憩いたします。               午前11時55分 休憩              ─────────────               午後 1時02分 開議 ○(久野芳樹議長) 休憩を閉じ続会いたします。  引き続き、一般質問を行います。  藤井舒之議員。
                  (藤井舒之議員登壇) ○(藤井舒之議員) 一般質問のラストバッターでございます。  午後は私一人でございますが、いましばらくよろしく御協力をお願いいたします。  事前の通告に従いまして三つの問題についてお尋ねいたします。  まず第1は、府営水道導入問題であります。  既に、日吉ダムは本体が完成して試しの貯水を始めているという段階に来ており、乙訓浄水場も導水トンネルが掘り終わり、現在は取水口のポンプ室を掘削中だということが言われております。当然、本市内の配水管の布設もさらに進めることになっており、これだけを見ておりますと、何か府営水道導入だけが既定の唯一の道で、当初の計画に従って若干のおくれはあるものの、全体としては着々進められている、こういう見かけを呈しているのであります。  しかし、中身をよく考えてみれば、決して見かけの事態だけ見てよしと言える状況ではなくて、肝心の問題は何ら進展していないというのが実態であります。  例えば、毎秒0.43トン、日量3万4,400トンの水を責任水量制で受け入れなければならないことであります。言うまでもなく、この0.43トンの水量は、ふれっしゅ水道計画では、平成11年から約3割程度の一部受水を経て、平成14年には約7割近い水を受ける。さらに、平成22年からは、この全量を受水するという計画になっているわけであります。この水量が基本は総人口を給水人口と見立てて計算されているということは皆さん御承知のとおりであります。  ところが、この基本となる人口自身が過大な見通しになっている問題をこれまでも指摘をしてきましたが、水道局の方も、平成12年で9万人となっていた人口予測を、10年間先送りをして、平成22年に9万人となる予測に見直して、ふれっしゅ水道計画のもとにしているわけでありますが、この見直した人口の伸びの予測自身、既に平成9年度で大きな違いが生じているのであります。見直した後の平成9年度の人口見込みは7万9,300人でした。ところが、現実は7万7,600人程度でございます。ほぼ2,000人近い誤差が生まれていると。  一日平均給水量は、平成9年で404リットルとされていたわけですから、計算上は一日平均給水量が約808トンも差が生まれることになるわけであり、府営水を受ける平成11年以降はますますこの差が大きくなっていくことは、今日までの現状から見て十分想像できることであります。もう一路右肩上がりの時代は終わったと言われているわけですから、人口が一路伸び続けるということに固執すれば、その差は大きくなるばかりで、これを根底にして責任水量制ということになれば、大変な過剰な押しつけを受けざるを得ないと、こういうことになってしまうではありませんか。こんな場合、常識的にいっても、当然、水量の見直しがやられるのではないでしょうか。にもかかわらず、府営水道は、どんなに差が出ても受け入れる水量は責任水量制、このことはこれまで何回指摘をしても変わらず、多くの市民にとっても納得のいかないままなのであります。  府営水の供給単価についても、今日もなおはっきりされていない。府営水道の水、桂川の水がもうそこまで持ち込まれてきているのに、これが幾らで売られるかわからない。市長は3月議会でも、「市民の少しでも多く地下水を利用したいという要望にこたえて、府営水道を直接大口企業へ給水しようと、別途配管工事を進めている」と、このように言われているのですが、企業の立場から言えば、幾らになるかわからなければ、どれだけ府営水を受け入れるかも決められないのは常識ではありませんか。適正くみ上げ量3万トンの地下水のほぼ全量は市民に、そして、ごく一部を企業に回すだけで、大手4企業が使う、それ以外の水は府営水を別途配管する専用管で給水をする。この方法が経済的にも一番効率的だと、水供給基本計画では決めているわけですが、これは企業がすんなりと府営水を受水してくれることを想定してのことであります。給水単価がわからない現状では、どれだけ府営水を受け入れるかも決められない。にもかかわらず、計画はあるわけですから、配水管の布設などは進めていく。こんなことでどんどん工事だけが進むようなことになれば、計画と実際の現実との間に大きな差を生んで、過剰設備となって市民負担を大きくする結果につながる心配が非常に大きいわけであります。  そこで、お尋ねいたしますが、府営水の供給単価について、市長や水道管理者ができるだけ安くなるように、負担が大きくなるようなら声を大にして言う。何とか国や府の援助などと言われながら、結局、府が提示してくるのを待つという姿勢を今後も続けられるようになるのか。府営水の供給単価というのは一体いつ明らかになるのか。今日のまだ決まらない、この事態を打開するためにどう対処されようとしているのか、お聞かせいただきたいと思います。  また、府営水の供給単価は一山、二山の料金改定の現状を見ても、相当の高さになることが予想されるのですが、一方、ふれっしゅ水道計画だけでも、約68億円程度の事業計画になっている。これも市民負担でこなさなければならず、市民から見れば二重三重の負担増になって、肩にのしかかってくることが考えられるわけです。  我が党は、これまで大手企業の上水道受け入れの促進で収入増につなげることや、起債等の借り換えで支払利息を軽減させること。計画的に一般会計から補てんをするなどして、市民負担が軽減できるような対策をあれこれ求めてきましたが、現時点に立ってどのような対策を考えておられるのか、お答えいただきたいと思います。  本市が水供給基本計画をつくる際にアンケートを取り組んで、その結果、圧倒的な市民が地下水を使い続けたいと願っていることは明らかになりましたが、これは、今日アンケートをしましても結果は変わらないと思うわけであります。そして、この願いに基づいて、おいしい地下水を守る運動を取り組んでいる長岡京の水を考える会の皆さんらと一緒に、我が党は京都府の責任で工業用水をつくり、桂川の水を企業に配水するよう求めてきたところであります。  ところが、市長や水道管理者は、上水道と工業用水の二本立ては高くつくので、都市用水一本でいくことに決まったんだと、後戻りはできないんだと、こう言って工業用水について耳をかす態度を示してこられませんでした。しかし、水供給基本計画のように、受け入れる河川水の大半を専用管で大手企業に持っていくとしましても、一たん上水道として受け入れる形で取り入れる限り、府からは責任水量制で押しつけられ、一方、企業は仮に景気が悪くなったと使用水量が減るなどというような事態になるたびに、その負担は市民にかぶせられるという事態が起こるわけです。これを避けるためには、京都府の責任で工業用水をつくることがどうしても欠かせないと主張してきたわけであります。今日の時点に立ってみれば、いよいよこの工業用水への道の検討が重要だと思いますが、再度、お考えをお聞きするものであります。  第2の問題ですが、府営住宅をめぐる問題です。  この問題は余り多くを語る必要はないと思います。既に明らかなように、市営神足住宅の建て替えによって、5戸あった府営住宅がなくなって以来、本市には府営住宅が1戸もなく、既に何年も前から市としては府に要請し、前向きに検討する旨の確約を得ており、候補地探しに取り組んでいるんだと議会でも答弁されてきた経過があります。そのために、乙訓に府営住宅が建つなら、まず長岡京市からだということも人の口にのぼってきたところであります。  ところが、いつのころからか、この声が小さくなって、そのうちに向日市で建設が始まって、既に入居募集が行われ、続いて、今度は大山崎町で建設が始まるという事態になって、長岡京は一体どうなっているのかと疑問が広がっているのが今の状況であります。  これまでも、長岡京市では土地が高くて適切な用地が見つかりにくいと言われてきましたが、それにしても、向日市や大山崎町では土地が見つかって、長岡京市では見つからないということも納得しがたいことであります。委員会の席上でも、候補地について当たったとか当たっていないとかさえ、あいまいな答弁でありましただけに、一層疑問を募らせたきたところであります。  そこで、府の態度を含めて、どういう経過で今日に至っているのか、今なお府営住宅建設の具体化がされていない理由は何か、明らかにしていただきたいと思います。その上で、今後、どういう見通しを持って取り組もうとされているのか、この点もお聞きをしておくところでございます。  最後に、非核長岡京市宣言の問題であります。  私たちは、今日まで繰り返してこの問題を取り上げ、市長に宣言をされるよう求めてきたところであります。市長も極めて政治性の高い問題であり、議会の各派の話し合いをしてほしいと言ってこられたのでありますが、ぜひ市長御自身の努力で議会にも諮られ、宣言をしていただくよう再度訴えるものであります。  市長も御承知のように、核抑止などという間違った考え方から、今日、不幸にして地球を数回破壊してもなお余りあるほどの核兵器の量を持つに至っており、しかも、それがゆえにベトナム戦争や中東戦争でも明らかなように、世界のどこかで紛争が起こるたびに、この核兵器の使用が持ち上がってくるという危険な状況のもとで、核兵器廃絶の世論と運動が、今日もなお繰り返して呼びかけられ世界に広がっているのであります。そして、世界でただ一つ、原爆被爆国日本で核廃絶の世論がどれだけ高まっているかは、世界の人々の大きな励ましにつながっているからこそ、非核都市宣言が思想信条の違いを越えて全国各地に広がっている理由であります。  市長は、政治性の高い問題と言われましたが、同時に、今では圧倒的多数の人々、圧倒的多数の自治体が支持し、宣言している課題であるということも御理解いただいて、ぜひ宣言に踏み出していただますよう心から訴えるところであります。  アメリカでは、世論調査で87%の人たちが核兵器廃絶条約交渉支持を表明しております。国際自由女性連盟(WILPF)は、核兵器をゼロまで減らすことを求める運動を始めています。非同盟諸国は国連の外相会議や軍縮会議でも核兵器廃絶交渉を開始するよう要求しています。日本でも、今年も既に国際平和大行進が始まっており、97年原水爆禁止世界大会に向けて各地の取り組みが広がっています。これらは、一方でアメリカ政府が新たな核兵器の開発のために、今年から来年にかけて6回も核実験を行うと発表していることや、B2爆撃機に搭載する新たな小型水爆を開発するなど、核抑止政策の危険な道を進めており、この米軍の基地を沖縄に永住化させる特別措置法が日本で強行され、有事法の制定や憲法改悪の危険も浮上しているという状況と相対して広がっていることを強調さしていただいて、市長の御見解をお伺いするものであります。  以上、お尋ねして、第1回目の質問といたします。 ○(久野芳樹議長) 今井市長。               (今井民雄市長登壇) ○(今井民雄市長) 藤井舒之議員の御質問にお答えをいたします。  私からは、第2点目及び第3点目についてお答えをいたします。  府営水道導入問題についてでございます。  まず2点目についてでありますが、藤井舒之議員が御指摘のとおり、ふれっしゅ水道計画においては、未給水地区の解消、府営水道受水に係る企業等への別途配水管布設、3階直結給水などに係る東給水区域への天満塚配水池の新設及び関連工事、石綿セメント管布設替工事等々あわせまして、建設事業費として87億6,000万円の計画となっております。先ほど藤井舒之議員は68億程度の計画となっているとの御指摘でございますが、これは認可申請対象の事業費でございますので、その辺、御理解をいただきたいと思います。  なお、昭和62年度から平成6年度までの8年間、施設整備計画に基づく中期実施計画として、奥の院や北の配水池築造工事をはじめ、石綿セメント管布設替え、浄水場の整備等あわせまして42億2,000万円の投資を行ってまいりました。しかし、この間、料金改定をすることなく、また、平成元年度からの消費税も未転嫁のまま取り組んでまいりました。これは一定の剰余金を計上することができたことに加えまして、企業債等の借入額をコントロールしながら、後日の費用増加を極力抑制してまいりました。  したがいまして、今回のふれっしゅ水道計画では、87億6,000万円という大きな額になっておりますが、これも平成7年度から10年間を想定したものでありまして、21世紀の新しい水道の構築にはどうしても必要なものでありますので、御理解いただきたいと思います。できる限り、3年ごとのローリングによりまして、その時点における財政状況を十分考慮しながら、大きな料金アップに至らないよう十分配慮してまいりたいと考えております。  さて一方、府営水道の受水につきましては、さきの3月議会までの間、何度か申し上げてまいりましたとおり、料金等につきましては具体的に申し上げる段階に至っておりませんが、宇治、木津系の料金改定が決着いたしました現在、今年度はいよいよ乙訓系の料金につきまして、府の水道懇において議論が深められる予定となっております。  したがいまして、水道料金につきましては、これまたさきの3月議会でも申し上げましたとおり、企業への別途配管の負担も含めまして、受水料金が明確になった時点で総体的に検討してまいりたいと考えておりますので、この辺も御理解をいただきたいと思います。  次に、3点目の工業用水道についての件でありますが、これは今日までの経過の中で種々検討されました結果、御承知のように、京都府南部広域的水道計画として府議会で議決され、厚生省の認可により、俗に言う京都府営水道として着手され進められているところであります。したがいまして、現在、工業用水道の設置についての考えはございませんので、これまた御理解をいただきたいと思います。  次に、府営住宅をめぐる問題についてお答えをいたします。  議員御指摘のように、もともと神足に府営住宅が5戸あったところですが、御承知のとおり、市営神足住宅建て替え計画の実施によりましてなくなりました。その時点で府に要望を行い、一定の理解を得たところであります。  そこで、市といたしまして、府営住宅の誘致を何とか実現するべく、種々検討し推選した場所がありましたが、私どもの力不足で御理解を得られず、諸般の事情から断念せざるを得ない事態となったわけであります。私といたしましてもまことに残念であります。現在、引き続き努力をいたしておりますが、御案内のとおり、本市の土地利用の実態から見まして、なかなか一定規模の適地が見出せない状態であります。しかし、府営住宅の誘致はぜひ必要であると考えておりますので、府と連携を図りながら一日も早く適地確保に努めてまいりたいと思っております。これまた御理解をいただきたいと思います。  次に、非核長岡京市宣言についてお答えをいたします。  私も夏が近づきますと、かつて神足小学校時代の旧競馬場跡での農作業中に米軍の艦載機が天王山の上から飛来してまいりました。それを思い出すわけでございますが、なおまた、セミ時雨の中、長岡天満宮の境内で出征の奉祝を受けられ、家族への思いを残して戦地につかれた方々のことが脳裏に浮かび、改めて平和の大切さ、尊さを実感するものであります。  東西冷戦の象徴であったベルリンの壁の崩壊から7年、そして、東西ブロックの一方の盟主であったソ連の消滅から5年がたち、波瀾と激動の20世紀も残り数年となってまいりました。その中にありまして、いまだ世界では戦火は絶えることなく続き、人々の悲しみは尽きることがありません。私自身、強い怒りを覚えているところであります。  私の政治信条は「いのち、環境、平和」であります。平和の大切さ、核兵器の脅威、残酷さは十分認識もし、平和フォーラムをはじめ諸事業を行っているところであります。また、フランスや中国の核実験の強行に際しましては、その都度、抗議書を送付し、最近では、平成8年の6月と7月に中華人民共和国の核実験に伴う抗議をしているところであります。核兵器をなくすことは、議員御指摘のとおり、世界の流れであります。核兵器の廃絶なくして人類の未来がないと私も考えているところであります。  さて、そこで、非核自治体宣言についてでありますが、過去の議会で何回ともなく御質問いただき、お答えを申し上げていますとおり、私の所見並びに政治スタンスにつきましては、いささかの変化もございません。その点よろしく御理解を賜わりたいと存じます。これまでから申し上げておりますように、非核自治体宣言の問題は極めて政治的要素が強い政治的課題であります。それなりの政治的土俵とプロセスが必要であります。かねてから私は議会の各会派の代表の皆さんで議論をしていただくようお願いもしてきたところであります。その議論の場に私も参画させていただき、私の信念を述べさせていただくことを改めてお願いするものであります。  以上、お答えとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○(久野芳樹議長) 南水道事業管理者。            (南 八百一水道事業管理者登壇) ○(南 八百一水道事業管理者) お答えいたします。  府営水道の単価のことにつきましては、先ほど市長から申されましたとおりでありまして、本年度から経営懇に先立って、それらのソフト面のことについて、事務担当者において協議していくことになっておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。  また、御指摘の大口使用の企業への給水の件についてでありますが、それは、それら企業と一定の合意のもと、企業内における受水施設等について協議しているところでもあります。  なお、その後々のケースや計画と現実とのことにつきましては、さきに市長答弁の中でありましたように、その時点における状況を十分考慮しながら、市民負担には十分配慮してまいる所存であります。御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○(久野芳樹議長) 藤井舒之議員、再質問ありませんか。  藤井舒之議員。               (藤井舒之議員登壇) ○(藤井舒之議員) 府営水道の問題、府営住宅をめぐる問題、非核宣言をめぐる問題も含めまして、引き続いて議論をもっとしていきたいというふうに思いますが、この場では端的に2点だけお聞きして第2質問としたいと思うんですが、一つは、府営水道の問題で、市長からも管理者からも御説明がありましたように、京都府の方としてはいよいよ一山、二山の料金問題が片ついて、それで、これから乙訓の問題も進むだろうと、こういう説明なんですね。  それで、管理者も言われるように、企業の問題もその時々の条件に合わして検討して頑張っていくと。一見もっともらしいんですが、考えてみますと、我々、これまで何年にもわたってこの府営水道問題を議論するたびに、一般の商品だって、物を買い入れようとしたら、それが一体何ぼになるのか、そのことを土台にしていろんな計画を考えるわけですし、我々が真剣に考えれば考えるほど、府営水道の供給単価というものが早く明らかにならないのかと、この立場で議論をしてきたわけです。そして、どういう事情かわかりませんが明らかにならない。今の説明を裏返して聞けば、京都府は一山や二山のことがいろいろあるので、乙訓のことは後回しだというようなことになってたんかとさえ思えるような、つまり、私は長岡京市自身も、大変京都府に対して弱腰なんではないかと。こんなもんは、一山があれ、二山があれね、我々が本当に府営水道の問題を長岡で考えようと思えば、供給単価がはっきりしな具体的な検討が進まないんじゃないかと、そういう京都府に対する働きかけというものが果たしてなかったんかというふうに思わざるを得ないのですが、この点について、管理者なり御見解をいただけたらというふうに思います。  もう一つは、府営住宅をめぐる問題ですが、これも、少し似たようなことでありまして、確かになかなか難しいということで、それはそうですかということなのかもしれませんが、具体的に考えれば、これ、仮に今も当たっているとおっしゃっているんですけども、まごまごしてたらね、今年、我々、素人的に考えても、今年の10月ぐらいになれば、京都府だって来年度の予算について検討入ると。そうすれば、そのときにまだ見つかってもいないし、見通しも立たないようなことで、京都府だってね、予算上の措置もできない。まだ、たしか向日市の住宅の件もね、予算的にも残っていると思うんですが、だとすると、もう来年度のね、建設なんて到底当てにならない。再来年もちょっとこのままでは見通しが暗いのかなというようなことでね、少し落ちついて考えてみれば、この構えの御答弁の範囲で言えば、これ、5年ほど先までもうあかんのかいなというふうに思わざるを得ないというのが、平たく市民の目で考えればね、そういうことになってしまうと思うんです。  だから、現実問題、向日市や大山崎でああして建っている中で、1戸も府営住宅のない長岡京市になぜ建たないのかと。何とか建てなきゃならんというようなことからの、まあまあ具体的にはいつまでにと言ったって、相手のあることでしょうけども、もう少し市民として、こういうふうにやってもらえるんだなという希望の持てるような御答弁というものがいただけないのかなというふうに思うんですが、その点もあわせてお聞きをして、第2質問といたします。 ○(久野芳樹議長) 今井市長。               (今井民雄市長登壇) ○(今井民雄市長) 藤井舒之議員の第2質問にお答えをいたしたいと思います。  まず、府営水道の問題についてであります。  私は、今日まで、機会あるごとに供給単価につきましては急激な市民負担にならないように口酸っぱく言い続けてきております。ただ、現時点でなかなか出てこないというのは、私自体も本当にいらいらとしているところでもございますが、しかし、私どもは、本当に先ほど申し上げましたように、機会あるごとに私は口酸っぱくそう申してきておりますし、府の事務当局を通じまして知事さんにも十分伝えていただいておりまして、一定の理解を示していただいているように聞いております。なおまた、私どもがいろいろ機会あるごとに要望してまいっておりますが、私も委員の一人して出ております水道懇ですね、水道懇の私の発言も聞いていただいたらわかっていただけるものと思っております。  次に、府営住宅の件でございますが、先ほども申し上げましたように、本市はなかなか土地利用の実態から見て、一定の規模の適地がなかなか見当たらないといいますか、本当に御案内のとおり、市街化区域といえども、本当に生産緑地が約70%ほど生産緑地として指定をされているという現実がございます。なおまた、京都府の一定の条件がございます。もちろん規模もそうですし、一定の買収単価もそうですし、なおまた、上下水道、ガス等が入っているという、いろんな一定の条件がございます。そういう条件を満たそうとするなら、なかなか適地が見当たらないというのが実態でございまして、繰り返しになりますけれども、私どももなお一層努力をして、一日も早い実現に向けて頑張ってまいりたいと思います。  お答えになりませんが、以上、実態を申し上げましてお答えといたします。 ○(久野芳樹議長) 藤井舒之議員の質問を終わります。  これにて一般質問を終結いたします。  次に、日程2、報告第4号 専決処分の承認を求めることについてから日程12、第41号議案 平成9年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)までの11件を一括議題といたします。  これより質疑に入ります。  御質疑ございませんか。              (「なし」と言う者あり) ○(久野芳樹議長) 御質疑もないようでありますので、これをもって本11件に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております報告第4号から第41号議案までの11件については、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、各関係常任委員会に付託いたします。  次に、日程13、議長諸報告であります。  これまでに受理いたしました請願9-4号、請願9-5号及び陳情9-2号につきましては、お手元に配付いたしております請願及び陳情文書表のとおり、総務産業常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────────────   ───────────────────────────────────────   ───────────────────    ──────────────────────────────────────   ───  以上で議長諸報告を終わります。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  明12日から18日までは休会とし、19日午前10時に再開いたすことに御異議ございませんか。             (「異議なし」と言う者あり)
    ○(久野芳樹議長) 御異議なしと認め、さよう決します。  なお、その間、各委員会の御審議をお願いいたします。  本日はこれをもって散会いたします。  御苦労さまでした。               午後1時39分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            長岡京市議会議長  久 野 芳 樹            会議録署名議員   仙 石 侒 男            会議録署名議員   安 井 幸 治                議案付託表                     平成9年長岡京市第2回議会定例会                     6月11日付託 総務産業常任委員会 ┌──────┬────────────────────────────┬───┐ │議案番号  │       件            名       │備 考│ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │報告第 4号│専決処分の承認を求めることについて           │   │ │      │                            │   │ │      │〔専決第6号 長岡京市税条例等の一部改正について〕   │   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │報告第 5号│専決処分の承認を求めることについて           │   │ │      │                            │   │ │      │〔専決第7号 長岡京市都市計画税条例の一部改正について〕│   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │報告第 6号│専決処分の承認を求めることについて           │   │ │      │                            │   │ │      │〔専決第4号 平成8年度長岡京市一般会計補正予算(第8 │   │ │      │                            │   │ │      │ 号)〕                        │   │ │      │                            │   │ │      │ 第1条 第1項及び第2項のうち            │   │ │      │                            │   │ │      │  歳 入  全   般                │   │ │      │                            │   │ │      │  歳 出  第2款   総務費            │   │ │      │                            │   │ │      │       第6款   農林水産業費         │   │ │      │                            │   │ │      │       第7款   商工費            │   │ │      │                            │   │ │      │       第9款   消防費            │   │ │      │                            │   │ │      │ 第2条 債務負担行為の補正              │   │ │      │                            │   │ │      │ 第3条 地方債の補正                 │   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │第36号議案│長岡京市使用料及び手数料の徴収に関する条例の一部改正につ│   │ │      │                            │   │ │      │いて                          │   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │第37号議案│長岡京市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  │   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │第38号議案│長岡京市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例│   │ │      │                            │   │ │      │の一部改正について                   │   │ └──────┴────────────────────────────┴───┘ ┌──────┬────────────────────────────┬───┐ │議案番号  │       件            名       │備 考│ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │第40号議案│平成9年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)      │   │ │      │                            │   │ │      │ 第1条 第1項及び第2項のうち            │   │ │      │                            │   │ │      │  歳 入  全   般                │   │ │      │                            │   │ │      │  歳 出  第2款   総務費            │   │ │      │                            │   │ │      │       第6款   農林水産業費         │   │ │      │                            │   │ │      │       第9款   消防費            │   │ │      │                            │   │ │      │       第12款  予備費            │   │ │      │                            │   │ │      │ 第2条 債務負担行為の補正              │   │ │      │                            │   │ │      │ 第3条 地方債の補正                 │   │ └──────┴────────────────────────────┴───┘  (参考) 閉会中継続調査事件   1 財政対策について   2 商工業振興対策について   3 農林業振興対策について   4 同和対策事業について   5 京都南部都市広域行政圏について 建設水道常任委員会 ┌──────┬────────────────────────────┬───┐ │議案番号  │       件            名       │備 考│ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │報告第 6号│専決処分の承認を求めることについて           │   │ │      │                            │   │ │      │〔専決第4号 平成8年度長岡京市一般会計補正予算(第8 │   │
    │      │                            │   │ │      │ 号)〕                        │   │ │      │                            │   │ │      │ 第1条 第2項のうち                 │   │ │      │                            │   │ │      │  歳 出  第8款   土木費            │   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │報告第 7号│専決処分の承認を求めることについて           │   │ │      │                            │   │ │      │〔専決第5号 平成8年度長岡京市水道事業会計補正予算(第│   │ │      │                            │   │ │      │ 2号)〕                       │   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │第39号議案│平成8年度長岡京市水道事業会計決算の認定について    │   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │第40号議案│平成9年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)      │   │ │      │                            │   │ │      │ 第1条 第2項のうち                 │   │ │      │                            │   │ │      │  歳 出  第8款   土木費            │   │ └──────┴────────────────────────────┴───┘  (参考) 閉会中継続調査事件   1 市街地開発事業について   2 上下水道事業について   3 治水利水対策について   4 広域道路建設計画について 文教厚生常任委員会 ┌──────┬────────────────────────────┬───┐ │議案番号  │       件            名       │備 考│ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │報告第 6号│専決処分の承認を求めることについて           │   │ │      │                            │   │ │      │〔専決第4号 平成8年度長岡京市一般会計補正予算(第8 │   │ │      │                            │   │ │      │ 号)〕                        │   │ │      │                            │   │ │      │ 第1条 第2項のうち                 │   │ │      │                            │   │ │      │  歳 出  第3款   民生費            │   │ │      │                            │   │ │      │       第4款   衛生費            │   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │第35号議案│財産の取得について                   │   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │第40号議案│平成9年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)      │   │ │      │                            │   │ │      │ 第1条 第2項のうち                 │   │ │      │                            │   │ │      │  歳 出  第3款   民生費            │   │ │      │                            │   │ │      │       第4款   衛生費            │   │ │      │                            │   │ │      │       第5款   労働費            │   │ │      │                            │   │ │      │       第10款  教育費            │   │ ├──────┼────────────────────────────┼───┤ │第41号議案│平成9年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1│   │ │      │                            │   │ │      │号)                          │   │ └──────┴────────────────────────────┴───┘  (参考) 閉会中継続審査及び調査事件  1 陳情9-1号 歴史教科書の記述に関する陳情  2 教育行政について  3 福祉・保健・医療行政について  4 環境行政について...